昨日、医学部同期の同窓会に出席しました。
卒業してから四半世紀。久しぶりに会った仲間たちは、それぞれの場所で、それぞれの人生を積み重ねていました。
確かな技術をより多くの人に届けるために医院を展開している人。
世界で初めてとなる技術を生み出している人。
身近な地域に根を張り、そこになくてはならない活動を続けている人。
若い世代の教育に力を注いでいる人。
育児や親の介護を担いながら、医療の現場に貢献し続けている人。
歩んできた道は一人ひとり違います。それでも、同じ時代を生きてきた仲間として、それぞれが自分の持ち場で歩みを重ねてきたことが伝わってきました。
私たちの世代が若かった頃の学びの場は、今から考えれば、ずいぶん厳しい時代でした。
一部の上司から「お前に医師になる資格はない」「やめてしまえ」と言われたり、時には蹴飛ばされたりすることさえありました。
もちろん、それが良かったとは思いません。
一方で、今度は自分たちが指導する立場になると、若い世代から「上司の教え方が悪い」「もっと若手に配慮して指導すべきだ」と求められることもあります。
厳しすぎる指導も問題です。しかし、配慮だけを求めすぎれば、人を育てることそのものが難しくなることもあります。
私たちの世代は、そうした変化の狭間を歩いてきたのかもしれません。
そんな時代をともに過ごしてきた同級生たちと話していると、仕事や立場は違っても、根底には共通する思いがあることに気づきました。
それは、目の前の患者さんや人のために、自分にできることを続けていくという思いです。
卒業してから四半世紀。
久しぶりに顔を合わせると、別々の道を歩んできたはずなのに、どこかでつながっているような感覚があります。
昨日は、同じ時代を生きてきた仲間たちから、たくさんの刺激と力をもらいました。
これからもそれぞれの持ち場で、また会える日まで、自分にできることを積み重ねていきたいと思います。

コメント