森田療法

人間・社会

自己肯定感を高めるよりも、評価から離れてみる

世の中では、「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。自己肯定感が低いことはよくないことであり、自己肯定感を高めることが大切だと語られることも少なくありません。しかし、私はこうした考え方が、かえって苦しさや人との諍いを生み出すこともあるので...
コミュニケーション

迷惑をかけたくない、という迷惑

「迷惑をかけたくない」「人に迷惑をかけないように努力しています」そういう人に会うことがあります。できるだけ迷惑をかけないようにすることは、大切なことでもあります。ただ、少し考えてみると、どんなに迷惑をかけないように努力しても、私たちは案外、...
仁泉堂医院

完璧を目指すなら、今できることを

先日、「完璧主義なところが強くて……」と悩んでいる患者さんと話をしていました。そこで、「完璧主義とは、いったい何を完璧にしようとしているのだろう」ということがテーマになりました。そのとき、私の中に浮かんだのは、「1週間後のベストな自分」のよ...
森田療法

そろばんを手放すとき

私が小学生だった頃、算数の授業で、そろばんを習う時間がありました。今では、学校の授業でそろばんを使う機会は、ほとんどなくなっているようです。私が小学生だった当時も、すでに電卓はありました。そのため、そろばんを真面目に習おうという気持ちには、...
森田療法

第43回森田療法学会を終えて

第43回森田療法学会が終わりました。今回は、これまで私自身の臨床感覚に大きな影響を与えてくれた「森田の家」や「瞑想箱庭療法」に関する演題がなく、個人的には少し物足りなさも感じました。その中で、今回もっとも印象に残ったのが、南昌廣先生によるA...
森田療法

第43回森田療法学会で発表します

第43回森田療法学会にやってきました。今年は東京での開催です。私の発表は、明日9月20日(日)の午後です。ただ、台風が近づいています。交通機関にも影響が出そうなので、聴きに来てくださる方も、いつもより少なくなるかもしれません。せっかくの東京...
森田療法

目の前の体験を、そのまま感じる

目の前で起きていることを、そのまま感じる。そして、その体験に沿って自然に動いていく。それが、森田療法を身につけた先にある姿の一つなのだと思います。当たり前のことのようですが、これが案外難しい。なぜなら、私たち人間は、物事をカテゴリー化するか...
仁泉堂医院

サイコセラピー(心理療法)とは、自由な場をつくること

最近、サイコセラピーとは何なのかを、あらためて考えています。心理療法には、さまざまな技法があります。認知行動療法には認知再構成や行動実験があり、精神分析には解釈があり、森田療法には「あるがまま」の態度や作業があります。それぞれに理論があり、...
仁泉堂医院

神経質性格の人が不安・恐怖・苦悩から脱するコツ

森田療法では、「よりよく生きたい」「もっと健康でありたい」「人とうまく付き合いたい」「何かを成し遂げたい」といった、人間が本来持っている欲望を「生の欲望」と考えます。この生の欲望は、私たちが行動を起こす原動力になります。一方で、思うようにな...
森田療法

森田療法の言葉に、とらわれない

森田療法には、印象的な言葉がたくさんあります。「あるがまま」「目的本位」「生の欲望」「恐怖突入」「純な心」どれも森田療法を理解するうえで大切な言葉です。しかし、森田療法について考えたり、実践したりしているうちに、私は最近、森田療法の言葉その...
タイトルとURLをコピーしました