仁泉堂医院 忘れていた行動の選択肢を取り戻す 仕事に追われ、疲れ切ってしまい、「何か新しいことを始めようという気力が湧かない」と話す私と同世代の患者さんがいました。そこで私は、「もし疲れ切っていなかったら、何をしてみたいですか?」と尋ねてみました。しばらく考えた後、その方はこう答えまし... 2026.06.19 仁泉堂医院日常森田療法
仁泉堂医院 百人一首に学ぶ、感情を語る言葉の豊かさ 私が中学生の頃、国語の授業で百人一首を学びました。高校時代には校内のかるた大会で準優勝したこともあり、百人一首は私にとって身近な存在です。今では数首しか暗記していませんが、先日、患者さんのお子さんがかるた部に所属しているという話をきっかけに... 2026.06.17 仁泉堂医院文学・芸術
森田療法 身体からのメッセージに耳を傾ける 「明日は大事な仕事があるのに眠れない」「絶対に休めないのに頭が痛い」このような悩みを抱えて医療機関を受診される方は少なくありません。そして、多くの方が「何とか症状を消して、予定どおり動けるようにしてほしい」と考えています。しかし、私は少し違... 2026.06.15 森田療法
人間・社会 がんばれる日も、がんばれない日もある 私は時々、「誰もがその時に必要なだけ頑張ればよい社会になったらいいのに」と思うことがあります。私たちの社会には、「健康な人は頑張るべき」という前提があるように感じます。仕事で疲れていても、接客業であれば笑顔を求められることがあります。人を支... 2026.06.13 人間・社会森田療法
人間・社会 「YESかNOか」だけでは答えられない 「日本人はNOと言えない」そんな指摘を耳にすることがあります。確かに欧米文化では、自分の意見や立場を明確に表明することが重視される傾向があります。一方、日本人は曖昧な表現を好み、はっきり答えないと言われることがあります。しかし、本当にそれは... 2026.06.11 人間・社会森田療法
日常 私の推し活 最近、子どもたちがバンドやアイドルの「推し活」をしているのを見て、私も何となく推し活なるものをしてみたくなりました。思い返してみると、私はこれまで一度もファンクラブというものに入ったことがありません。さて、自分には何か推せるものがあるだろう... 2026.06.09 日常森田療法
森田療法 「自分らしさ」はどこにあるのか ― 身体から考える森田療法 私たちの「こころ」には、実は明確な境界がありません。例えば、親しい友人が悲しんでいると、自分自身も悲しい気持ちになります。また、ある場所で暴力事件が起これば、その場全体に恐怖や緊張感が広がります。私たちの感情や気分は、常に周囲の人や環境から... 2026.06.07 森田療法
日常 走れない時間に動き始めたもの 5月31日に負傷した膝は、まだ安静が必要な状態で、散歩も再開できていません。週末に予定していた屋外清掃セラピーも中止することにしました。1日10km前後走ることが習慣になっていた身からすると、これはかなり大きな変化です。6月末に予定している... 2026.06.05 日常森田療法
仁泉堂医院 変化と正解のあいだで 先日、仁泉堂将棋大会の運営を手伝ってくださっている患者さんと話をしていて、興味深い気づきがありました。その方は最近、「自分の得意なことと苦手なことは何か」と尋ねられる機会があったそうです。その流れで、以前は数独にかなり没頭していた時期がある... 2026.06.03 仁泉堂医院
日常 思い通りに走れない時間 先日、同窓のOBチームでセブンズラグビーの大会に参加しました。一回戦の試合中、不意の接触で膝を痛めてしまい、靱帯を損傷しました。靱帯損傷の応急処置は、安静と冷却です。残念でしたが、その後の試合はチームメイトに任せるしかありませんでした。今年... 2026.06.01 日常運動
仁泉堂医院 忘れていた行動の選択肢を取り戻す 仕事に追われ、疲れ切ってしまい、「何か新しいことを始めようという気力が湧かない」と話す私と同世代の患者さんがいました。そこで私は、「もし疲れ切っていなかったら、何をしてみたいですか?」と尋ねてみました。しばらく考えた後、その方はこう答えまし... 2026.06.19 仁泉堂医院日常森田療法
仁泉堂医院 百人一首に学ぶ、感情を語る言葉の豊かさ 私が中学生の頃、国語の授業で百人一首を学びました。高校時代には校内のかるた大会で準優勝したこともあり、百人一首は私にとって身近な存在です。今では数首しか暗記していませんが、先日、患者さんのお子さんがかるた部に所属しているという話をきっかけに... 2026.06.17 仁泉堂医院文学・芸術
仁泉堂医院 変化と正解のあいだで 先日、仁泉堂将棋大会の運営を手伝ってくださっている患者さんと話をしていて、興味深い気づきがありました。その方は最近、「自分の得意なことと苦手なことは何か」と尋ねられる機会があったそうです。その流れで、以前は数独にかなり没頭していた時期がある... 2026.06.03 仁泉堂医院
仁泉堂医院 新しい視点が生まれる場 私が2日に一度のペースで記事を書き続けられるのは、仁泉堂での対話が、私に新しい発見をもたらすからです。ある患者さんが、職場でも家でも騒音に悩まされていました。「どこか別の静かな場所を探してみてはどうでしょうか」そうお伝えして、その日の診察は... 2026.05.14 仁泉堂医院
仁泉堂医院 おさんぽ会を開催 4月29日(昭和の日)に、仁泉堂の「おさんぽ会」を開催しました。今回は欠席の方もいましたが、私を含めて5人で、私の母校である 群馬大学 周辺をゆっくり散歩しました。道を歩きながら、学生時代の思い出をたどっていると、水路のそばで参加者のお一人... 2026.05.08 仁泉堂医院森田療法
仁泉堂医院 黒いピースも、人生の一部かもしれません ある患者さんとの対話の中で、今も印象に残っているやり取りがあります。その方が、ふとこんな言葉を口にされました。「生活のひとつひとつの体験は、パズルのピースのようなものだと思うんです」その瞬間、私の頭の中には一枚の黒いピースが浮かびました。見... 2026.04.24 仁泉堂医院
仁泉堂医院 同じ立方体、違うかたち ― 個別性と学びのあいだで 立方体の展開図は、全部で11種類あります。そのうちのいくつかを、実際に描いてみました(写真)。同じ立方体でも、ここまで形が違う。頭では理解していても、改めて並べてみると興味深いものです。ある小学生のJ君が、先生から「展開図を描いて、立方体を... 2026.04.12 仁泉堂医院精神医学・精神医療
仁泉堂医院 その不調、本当に“治らないもの”ですか?―神経症と精神病の違い 過敏性腸症候群、心因性頻尿症、赤面症、確認強迫、強迫観念、予期不安、抑うつ状態など――実は、治療可能な心身の不調は数多く存在します。しかしながら、現在の精神医療は、それらを「治す」方向に十分に向き合えているでしょうか。初期の段階から薬物療法... 2026.04.08 仁泉堂医院精神医学・精神医療
仁泉堂医院 切磋琢磨するということ 週末、私が参加しているトレイルランニングの練習会が2期目を迎え、新しい仲間が加わりました。大和コーチは、昨年に続いて「切磋琢磨していってほしい」という言葉を強調していました。その言葉を聞きながら、改めて感じたことがあります。練習会は、何かを... 2026.04.06 仁泉堂医院日常
仁泉堂医院 外来森田療法に活かすオープンダイアローグの視点― 不確実なまま関わり、不確実なまま動く ― 外来で患者さんと向き合っていると、よくこんな言葉に出会います。「私はみんなから仲間外れにされている」「教員の接し方のせいで、子どもが引きこもった」「病気でもないのに、できないのは許されない」「仕事をサボってはいけない」「自分より給料が高い人... 2026.04.02 仁泉堂医院森田療法
仁泉堂医院 忘れていた行動の選択肢を取り戻す 仕事に追われ、疲れ切ってしまい、「何か新しいことを始めようという気力が湧かない」と話す私と同世代の患者さんがいました。そこで私は、「もし疲れ切っていなかったら、何をしてみたいですか?」と尋ねてみました。しばらく考えた後、その方はこう答えまし... 2026.06.19 仁泉堂医院日常森田療法
日常 私の推し活 最近、子どもたちがバンドやアイドルの「推し活」をしているのを見て、私も何となく推し活なるものをしてみたくなりました。思い返してみると、私はこれまで一度もファンクラブというものに入ったことがありません。さて、自分には何か推せるものがあるだろう... 2026.06.09 日常森田療法
日常 走れない時間に動き始めたもの 5月31日に負傷した膝は、まだ安静が必要な状態で、散歩も再開できていません。週末に予定していた屋外清掃セラピーも中止することにしました。1日10km前後走ることが習慣になっていた身からすると、これはかなり大きな変化です。6月末に予定している... 2026.06.05 日常森田療法
日常 思い通りに走れない時間 先日、同窓のOBチームでセブンズラグビーの大会に参加しました。一回戦の試合中、不意の接触で膝を痛めてしまい、靱帯を損傷しました。靱帯損傷の応急処置は、安静と冷却です。残念でしたが、その後の試合はチームメイトに任せるしかありませんでした。今年... 2026.06.01 日常運動
日常 ゆっくり味わう 私は昔から、本を読むのがあまり速い方ではありません。頭の中に情景や意味がしっかり浮かぶまで、同じ数行を何度も読み返すことがあります。また、読み進めるうちに心に浮かんだ疑問を考え始め、その答えを探しているうちに、いつの間にか時間が過ぎてしまう... 2026.05.30 日常
日常 数字を追いかけて、脚が攣った日 本日、「八王子丘陵ファントレイル in OTA」24kmの部に出走しました。一昨年は11kmのショートコース、昨年からは24kmに挑戦しています。昨年のタイムは2時間52分。今回は「2時間40分切り」を目標にしていました。足首の不調は残って... 2026.05.24 日常運動
日常 月間300km走るということ フルマラソンを3時間以内で走る、いわゆる「サブ3」。その目安として、「月間300km」という言葉を耳にすることがあります。私自身も、かつてその数字を目標にして走っていた時期がありました。けれど、実際にやってみると、思うようにはいきません。ポ... 2026.05.16 日常運動
日常 目を逸らさないだけで 植物たちが元気になる季節がやってきました。昨年、私は、家の庭を放置しすぎてしまいました。その結果、猫に糞をされたり、アシナガバチに巣を作られたりと、なかなか痛い目に遭いました。冬の間にある程度は整えましたが、思っていた以上に重労働でした。今... 2026.05.12 日常
日常 激坂の中で見えてくるもの 昨日、週末の練習会で桐生水道山の通称「激坂」に挑みました。1本およそ900m、平均斜度10%の登りを、5本×2セット。走っている最中は、余裕などほとんどありません。姿勢を保つこと、呼吸を崩さないことに意識を向けながら、ただ一歩ずつ前に進む。... 2026.05.04 日常運動
日常 からだ(体)と仲良くなることから始まる変化 私たちの体は、特別に意識しなくても、ある程度は自ら成長し、日々を支えてくれています。栄養をとり、適度に体を動かし、しっかり休む――その基本を整えることが、健やかに過ごすうえで大切です。中には、より丁寧に体のメンテナンスをされている方もいらっ... 2026.04.28 日常運動
仁泉堂医院 忘れていた行動の選択肢を取り戻す 仕事に追われ、疲れ切ってしまい、「何か新しいことを始めようという気力が湧かない」と話す私と同世代の患者さんがいました。そこで私は、「もし疲れ切っていなかったら、何をしてみたいですか?」と尋ねてみました。しばらく考えた後、その方はこう答えまし... 2026.06.19 仁泉堂医院日常森田療法
森田療法 身体からのメッセージに耳を傾ける 「明日は大事な仕事があるのに眠れない」「絶対に休めないのに頭が痛い」このような悩みを抱えて医療機関を受診される方は少なくありません。そして、多くの方が「何とか症状を消して、予定どおり動けるようにしてほしい」と考えています。しかし、私は少し違... 2026.06.15 森田療法
人間・社会 がんばれる日も、がんばれない日もある 私は時々、「誰もがその時に必要なだけ頑張ればよい社会になったらいいのに」と思うことがあります。私たちの社会には、「健康な人は頑張るべき」という前提があるように感じます。仕事で疲れていても、接客業であれば笑顔を求められることがあります。人を支... 2026.06.13 人間・社会森田療法
人間・社会 「YESかNOか」だけでは答えられない 「日本人はNOと言えない」そんな指摘を耳にすることがあります。確かに欧米文化では、自分の意見や立場を明確に表明することが重視される傾向があります。一方、日本人は曖昧な表現を好み、はっきり答えないと言われることがあります。しかし、本当にそれは... 2026.06.11 人間・社会森田療法
日常 私の推し活 最近、子どもたちがバンドやアイドルの「推し活」をしているのを見て、私も何となく推し活なるものをしてみたくなりました。思い返してみると、私はこれまで一度もファンクラブというものに入ったことがありません。さて、自分には何か推せるものがあるだろう... 2026.06.09 日常森田療法
森田療法 「自分らしさ」はどこにあるのか ― 身体から考える森田療法 私たちの「こころ」には、実は明確な境界がありません。例えば、親しい友人が悲しんでいると、自分自身も悲しい気持ちになります。また、ある場所で暴力事件が起これば、その場全体に恐怖や緊張感が広がります。私たちの感情や気分は、常に周囲の人や環境から... 2026.06.07 森田療法
日常 走れない時間に動き始めたもの 5月31日に負傷した膝は、まだ安静が必要な状態で、散歩も再開できていません。週末に予定していた屋外清掃セラピーも中止することにしました。1日10km前後走ることが習慣になっていた身からすると、これはかなり大きな変化です。6月末に予定している... 2026.06.05 日常森田療法
森田療法 森田療法は、なぜ行動を重視するのか 人は、それぞれ違う価値観や立場を持っています。だからこそ、誰かと一緒に生きることは、簡単なことではありません。意見が合わない相手に対して、「距離を取りたい」「できれば関わりたくない」と感じることは、誰にでもあるものです。そして人間は昔から、... 2026.05.26 森田療法
森田療法 「あの人が悪い」「職場が合わない」の前に 人は、ひとつの性格だけでできているわけではありません。人に気を遣ってしまう人の中にも、「本当は自分の思いを通したい」という気持ちがあります。真面目で働き者の人の中にも、「今日は休みたい」「怠けたい」という願望があります。どちらか一方だけが存... 2026.05.22 森田療法
仁泉堂医院 おさんぽ会を開催 4月29日(昭和の日)に、仁泉堂の「おさんぽ会」を開催しました。今回は欠席の方もいましたが、私を含めて5人で、私の母校である 群馬大学 周辺をゆっくり散歩しました。道を歩きながら、学生時代の思い出をたどっていると、水路のそばで参加者のお一人... 2026.05.08 仁泉堂医院森田療法