Dr. Jean

人間・社会

自己肯定感を高めるよりも、評価から離れてみる

世の中では、「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。自己肯定感が低いことはよくないことであり、自己肯定感を高めることが大切だと語られることも少なくありません。しかし、私はこうした考え方が、かえって苦しさや人との諍いを生み出すこともあるので...
仁泉堂医院

スロー・メンタルヘルス・第②回― 心の問題にも「スロー」という選択を

前回は、「スローシティ」という考え方を紹介しました。早さ、安さ、便利さばかりを追い求めるのではなく、地域の文化や自然、そこに暮らす人々の生活の質を大切にする。そんなスローシティの考え方は、私たちの暮らしを見直すきっかけになります。私は、この...
仁泉堂医院

スロー・メンタルヘルス・第①回 ― 便利さから少し離れる暮らし

みなさんは、「スローシティ」という言葉をご存じでしょうか。「ファストフード」という言葉なら、聞いたことがあると思います。早さ、安さ、便利さを追求するファストフードに対して、食材の質や伝統的な調理法、食の安全性、そして食事をゆっくり味わう豊か...
日常

同じ時間を過ごしていても、それぞれ違う現実を生きている

週末に、高校の同窓会に出席しました。私自身が群馬に定住したこともあり、また、もともと社交的な性格でもないため、ほとんどの同級生とは30年ぶりの再会でした。久しぶりに顔を合わせ、当時の話をするなかで、いくつか興味深いことがありました。私のこと...
仁泉堂医院

サイコセラピーの臨床研究会を再開しました

私は森田療法と家族療法を専門としており、現在は主に外来森田療法を中心とした診療を行っています。サイコセラピー(心理療法)の技能を磨いていくためには、日々の臨床を振り返り、専門家同士で事例を報告し合うことが大切だと考えています。10年以上前、...
仁泉堂医院

「病気か怠けか?」という問いから離れてみる

20年以上の臨床経験の中で、患者さんから「病気か怠けか?」と尋ねられることは、決して珍しくありません。経験の浅かった頃の私は、「〇〇症の症状です。怠けではありません」と答えていました。当時は、それが患者さんの苦しさを和らげる答えだと思ってい...
日常

DNFを決めようとした瞬間、気持ちが変わった

10月11日、日本山岳耐久レース(通称・ハセツネCUP)に出走しました。舞台は東京都の多摩地域。距離66km、累積標高差約4,500mという、登山の要素が特に強いトレイルランニングレースです。多くのトレイルランニングレースには、途中で飲食物...
日常

今シーズン最後のトレイルランニングレースへ

本日13時から、奥多摩地域で開催されるハセツネCUP(約70km)に出走します。2026年5月にエントリーしたときは、まだ膝をけがする前だったこともあり、レースに向けてワクワクしていました。ところが、その直後に膝を負傷。暑熱馴化が大切な6月...
日常

森の中に人が見える ―― HOTAKA138kmで体験した不思議な現象

HOTAKA138kmの後半、午前3時ころから、森の中に座っている人が見え始めました。ロングトレイルでは、疲労や睡眠不足によって幻視や錯視が生じることがあると知っていたので、それほど驚きはしませんでした。トレイルの脇に、ケースに入ったひな人...
仁泉堂医院

子どもの問題に悩んだとき、親自身がセラピーを受けるという選択

時々、「子どもの不登校や生活態度について相談したい」と、親御さんからご連絡をいただくことがあります。仁泉堂医院では、心の問題に取り組むことを、いわば「メンタルトレーニング」の場として捉えています。そのため、基本的には、患者さん自身が治療を受...
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