文学・芸術

文学・芸術

刹那

私は宇宙に浮かぶ ひとつの泡現れ 消える わずかな間いなくなっても何も変わらず世界は そのまま 続いてくそれでも私にとっての私 それはかけがえのない ただひとつこの息も この揺れも誰にも渡せない そうこの中で 起きている「大切だ」と言われて...
文学・芸術

本が私を呼んでいた日 ー 水木しげると「自然に任せる」ということ

先週の金曜日、私は高崎駅の構内に立っていました。14時14分発、湘南新宿ライン特別快速小田原行き。発車まであと12分。新宿まで約2時間。「何か本でも読もうか」そう思い、足は自然とくまざわ書店へ向かいました。滞在できるのはせいぜい5〜6分。直...
文学・芸術

「あるがままとするほかない」態度 — 鬼太郎と森田療法

水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』で、鬼太郎は幽霊族の末裔として、この世とあの世、人間と妖怪のあいだを行き来する存在として描かれています。物語の中で、人間は自分たちに都合のよい振る舞いを重ね、妖怪の世界に踏み込み、やがてしっぺ返しを受けます。妖...
文学・芸術

ある朝、“BELOVED”を聴いて涙が出た理由

火曜の朝、出勤前に、私はある一小節を口ずさんでいました。曲名も、ミュージシャンもわからない。ただ、そのフレーズだけが浮かんできたのです。気になって歌詞を検索すると、GLAYの「BELOVED」でした。出勤前のわずかな時間、YouTubeで全...
人間・社会

人生の前半と後半で、世界の扱い方は変わる

若い頃の私は、圧倒的に概念の世界にいました。小説よりも論説文や科学書、絵画よりも地図帳やデータ集のほうが好きでした。読めば「わかった気になる」し、見れば「把握した気になる」。そこに安心感と手応えがあったのです。けれども、年齢とともに少しずつ...
人間・社会

概念の世界と感覚の世界

私たちは、世界をそのまま生きているようでいて、実際には「概念」を通して世界を見ていることが多いのではないでしょうか。学問とは、物事をパターン化し、単純化し、分類し、名前を与える営みです。そうすることで世界は理解しやすくなり、扱いやすくなりま...
文学・芸術

召使いまかせで暮らした男の“バカボン的結末”

子どもの頃に読んだ赤塚不二夫の『天才バカボン』の一話が、今でも忘れられません。ある男が召使を雇い、日常のことをすべてやらせていました。食事の準備も着替えも掃除も、何から何まで召使まかせ。自分は何もせずに生活を送っていたのです。ところがある日...
人間・社会

トイ・ストーリーと私たちの人生 〜おもちゃの視点から見えてくるもの〜

皆さんは、ディズニー/ピクサーのアニメ映画『トイ・ストーリー』をご存じでしょうか。ウッディやバズ・ライトイヤーといったおもちゃたちが、持ち主の少年アンディのもとで繰り広げる、友情と冒険の物語です。作中でおもちゃたちは、自分たちなりの意思や目...
文学・芸術

感動を生む力—スポーツ、アート、そして医学

最近、息子の影響でNBAのハイライト映像をよく観るようになりました。特に、スター選手のステフィン・カリーのプレーにはいつも驚かされます。彼の卓越したスキルと独特なプレースタイルは、多くのファンを魅了しています。もしロボットが3ポイントシュー...
人間・社会

太陽戦隊サンバルカンの歌詞に学ぶ、自己実現と「男らしさ」という言葉の意味

「強さ」とは何か?戦隊シリーズから考える「男らしさ」という言葉先日のブログ記事で「強さとは何か」について考えた後、私の中である記憶が呼び起こされました。それは、子どもの頃に夢中になった戦隊シリーズ『太陽戦隊サンバルカン』です。このシリーズの...
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