日常

故障は、走り方を見直す機会になる

膝を痛めてから6週間。ようやくトレイルに戻ることができました。今回向かったのは、赤城山の長七郎山と地蔵岳です。久しぶりの山では、「速く走ること」よりも、「膝に負担をかけないこと」を最優先にしました。着地の位置を丁寧に選び、股関節を意識して使...
仁泉堂医院

治療の場を育てる職人でありたい

ガイド付きのハイキングツアーを思い浮かべてみてください。参加者は「とても楽しかった」「また来たい」と満足して帰っていきます。では、何がその体験を豊かなものにしたのでしょうか。もちろん、ガイドさんの存在は欠かせません。しかし、本当に人を魅了し...
仁泉堂医院

「頑張らなくていい」が届かないとき

仕事や家事、勉強などに一生懸命取り組んでいる人を見て、「そんなに頑張らなくていいよ」と声をかけることがあります。相手を気遣う、やさしい言葉ですし、その気持ち自体はとても大切なものです。しかし実際には、「頑張りすぎているな」「少し無理をしてい...
森田療法

「学校に行かない理由」を探すより、「学校に行きたい理由」を増やす

私は教育支援委員や学校医として、学校に通うことが難しくなった児童について相談を受ける機会があります。私自身もかつては一人の児童でした。振り返ってみると、学校は毎日が楽しい場所だったわけではありません。今日は行きたいと思う日もあれば、今日は休...
仁泉堂医院

単一品種のコーヒーを味わうには

先日、コーヒー好きの患者さんに、以前から抱いていた疑問をお話ししました。その方は、私がコーヒー好きであることもよくご存じです。私は時々、単一品種豆のコーヒーを飲みます。しかし、そのたびに「やっぱりコーヒーはブレンドの方が美味しいな」と感じて...
仁泉堂医院

脱線はありません

私は診察室で、患者さんが日常生活の中の何気ない出来事を、ゆっくり丁寧に話してくださる時間をとても大切にしています。ある患者さんは、ご自身の好きな音楽について、生き生きと語ってくださいました。話し終えたあと、その方は少し申し訳なさそうに、「す...
森田療法

ラベルは使う、ラベルに使われない

私たちは、生きていく中で、さまざまな「ラベル」を身につけます。私はこれまで、精神科医、父親、夫、親にとっての子ども……。そんな多くのラベルを持ちながら生きてきました。ラベルは、自分がどこに属しているのかを教えてくれます。社会の中で役割を与え...
日常

梅雨時の過ごし方

梅雨の影響でしょうか、最近疲れやすさを感じます。もちろん、原因は天候だけではないのでしょう。右膝の故障もあり、思うように体を動かせないことが、気力にも少なからず影響しているように感じます。昨年は梅雨明けが例年より早く、6月下旬には調子が上向...
人間・社会

「私」は生活のための道具である

「自分とは何か」「このままでよいのか」「どう生きるべきなのか」こうした問いを、私たちはしばしば抱えます。もちろん、それ自体は悪いことではありません。むしろ、真剣に生きようとする人ほど、そうした問いに向き合うものです。しかし、ときにその問いが...
仁泉堂医院

理由を探しすぎない

人間の行動は、迷いの中で決められています。例えば、トレイルランニングの練習で山へ行く予定を立てていた日に雨が降ったとします。予定通り行くか、それとも中止するか。その判断には、次のレースの日程、現在の体調、仕事の都合、振り替えられる日があるか...
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