森田療法

描けない直線と、私たちの苦しみ

あなたが「直線を描いてください」と言われたら、どうするでしょうか。多くの人は、定規のようなものを用意し、紙の上にまっすぐな線を引こうとするかもしれません。あるいは、できるだけ長く、できるだけ正確に描こうとするでしょう。けれども、数学でいう直...
日常

提案されたら、まずやってみる

本日、朝練で5000mタイムトライアルに参加し、これまでの自己記録を40秒以上更新する自己ベストを達成しました。土曜日は診療日であるため、これまでは週末練習会が土曜開催になる際には参加を見送っていました。今回、大和コーチから、「5000mの...
人間・社会

戦争をなくすために、私たちができること

最近、毎朝、ラジオから戦争のニュースが流れてきます。そのたびに、気持ちが沈みます。遠い国の出来事のようで、どこか無関係ではいられない。そんな感覚があります。戦争をなくす方法について語る前に、私たちがあまり直視したがらない事実があるように思い...
日常

繰り返すなかで、見えてくるもの

週末、水沢山へトレーニングに出かけました。今回はタイムトライアルではなく、登山口と山頂の間をできるだけ多く往復することを目的としました。ペースを変えながら、足の運び方を探りつつ、結果は4往復でした。走りの中で「これだ」と言えるような明確な発...
仁泉堂医院

同じ立方体、違うかたち ― 個別性と学びのあいだで

立方体の展開図は、全部で11種類あります。そのうちのいくつかを、実際に描いてみました(写真)。同じ立方体でも、ここまで形が違う。頭では理解していても、改めて並べてみると興味深いものです。ある小学生のJ君が、先生から「展開図を描いて、立方体を...
森田療法

手放すことで心が軽くなる、ひとつの言葉

ブログ「あるがままを生きる」をお読みいただいている患者さんであっても、診察室での第一声や日記の中で、「良くないことがありました」「良くないイメージが浮かびました」「調子がよくない」といった表現を使ってしまう場面が、少なくありません。ご本人に...
仁泉堂医院

その不調、本当に“治らないもの”ですか?―神経症と精神病の違い

過敏性腸症候群、心因性頻尿症、赤面症、確認強迫、強迫観念、予期不安、抑うつ状態など――実は、治療可能な心身の不調は数多く存在します。しかしながら、現在の精神医療は、それらを「治す」方向に十分に向き合えているでしょうか。初期の段階から薬物療法...
仁泉堂医院

切磋琢磨するということ

週末、私が参加しているトレイルランニングの練習会が2期目を迎え、新しい仲間が加わりました。大和コーチは、昨年に続いて「切磋琢磨していってほしい」という言葉を強調していました。その言葉を聞きながら、改めて感じたことがあります。練習会は、何かを...
日常

もどかしさの中で粘る|ハセツネ30Kで得た結果

3月29日(日)、東京・あきる野市を起点とするトレイルランニングレース「ハセツネ30K」に出場してきました。距離30km、累積標高差2000m。暫定成績は4時間50分、男子総合で230位前後(※公式結果未発表)でした。昨年9月の上州武尊山で...
仁泉堂医院

外来森田療法に活かすオープンダイアローグの視点― 不確実なまま関わり、不確実なまま動く ―

外来で患者さんと向き合っていると、よくこんな言葉に出会います。「私はみんなから仲間外れにされている」「教員の接し方のせいで、子どもが引きこもった」「病気でもないのに、できないのは許されない」「仕事をサボってはいけない」「自分より給料が高い人...
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