来る9月12日、上州武尊スカイビュートレイル138kmに出走します。
距離138km、累積標高差は8,017m。
2024年にはボランティアとして大会をサポートし、2025年には77kmのコースを完走しました。
そうした経験を重ねたうえで、今年はいよいよ138kmのスタートラインに立ちます。
ただ、ここまでの道のりは、決して順調だったわけではありません。
今年5月、ラグビーの試合で膝の靱帯を損傷しました。しばらく走ることができず、リハビリを続けながら、なんとか大会に間に合わせてきました。
正直に言えば、この大会には畏れがあります。
138kmという距離だけでも十分に長いのですが、山の中を累積標高差8,017mかけて進みます。制限時間は34時間。30時間を超える、徹夜のレースです。
夜の山を進み続けること、気温の変化に対応すること、そして長時間にわたって適切なタイミングで補給を続けること。
普段のランニングとは、まったく違う世界です。
先週、大会前最後のロング走を行いました。
前橋からみどり市笠懸町の鹿田山へ向かい、鹿田山のクロスカントリーコースを走った後、折り返して前橋まで戻る約60kmのトレーニングです。
当直明けだったため、出発は14時30分。
帰宅したのは21時30分頃でした。
それでも、最後まで大きくペースを崩すことなく、一定の速さで走り続けることができました。脚の状態も概ね良好でした。
一方で、途中から足底の腱膜に痛みが出ました。
レースでは、足裏や足首にテーピングを施して臨む予定です。
大会2週間前に、予定していた60kmを走り切ることができた。
それだけで、レースに対する不安が少し軽くなりました。
もちろん、本番は山の中です。
気温の変化、夜のトレイルを一人で進む心細さ、補給のタイミング、疲労による身体の変化……。
60kmのロードを走ることとは、また違った難しさがあります。
それでも、今できる準備はしてきました。
あとは、その時々の身体の状態を感じながら、一つひとつ進んでいくしかありません。
今回の目標は、34時間以内で完走すること。
タイムを気にしすぎるつもりはありません。
それよりも、脚をどう使うか、身体のバランスがどうなっているかを丁寧に感じながら、その時の自分にできることを続けていきたいと思います。
不安を完全に払拭することはできません。
不安を抱えたまま、それでもスタートラインに立つ。
そして、目の前に現れる一歩一歩に取り組んでいく。
これは、トレイルランニングだけでなく、私が大切にしている森田療法の「あるがまま」にも、どこか通じるところがあるように思います。
9月12日。
34時間の長い旅が始まります。
まずは、スタートラインに立ちたいと思います。

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