先日、短い時間でしたが、運動会を観覧する機会がありました。
ちょうど「ムカデリレー」という競技をやっていました。
5人ほどが前後につながり、足を紐で結んだ状態で走ります。1グループの走行距離は15メートルほど。それほど長い距離ではありませんが、これがなかなか簡単には進みません。
掛け声をかけながら、大きく歩幅を合わせて進んでいくチームが、見ていると速いようでした。
私自身はムカデリレーの経験はありませんが、小学校の運動会で二人三脚をしたことがあります。
二人で息を合わせて走るのは、それなりに面白いものです。ただ、少し慌てると、途端にバランスを崩します。
考えてみれば、二人三脚もムカデリレーも、一人で走るよりも明らかに進みにくい競技です。
だからこそ、競技として面白いのでしょう。
私たちは、家庭や職場などで、誰かと協力しながら生活しています。
一人では難しいことも、何人かで力を合わせれば、複雑な作業を効率よく進めることができます。
その一方で、人と協力して生きることは、便利なことばかりではありません。
タイミングを合わせたり、歩幅を合わせたり。
自分だけなら簡単にできることでも、相手がいれば、相手の動きに合わせなければなりません。ときには、思うように進まないこともあります。
それでも、二人三脚やムカデリレーのように、そうやって誰かと歩幅を合わせながら進んでいくこと自体に、面白さがあるのかもしれません。
運動会を眺めながら、そんなことを考えました。

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