精神療法

仁泉堂医院

第4回 屋外清掃セラピーを終えて ―「今ここ」で生きる体験

昨日、第4回の屋外清掃セラピーを行いました。午前10時にクリニック前に集合。天候の影響もあって、今回の参加者は私を含めて3名と少人数でしたが、その分、密度の濃い時間になりました。強い風の中、前回とは違うコースを歩きながらゴミ拾いを開始。BB...
仁泉堂医院

タイパ社会が生み出す心の不調

「タイパ」「コスパ」という言葉が、すっかり日常に定着しました。できるだけ短時間で、無駄なく、便利に。仕事でも生活でも、その姿勢が良しとされる時代です。けれど私は、一見すると無駄に見える時間や、不便さの中にこそ、心の豊かさが育つと感じています...
仁泉堂医院

与えないことの意味 〜ともに作業をするという心理療法〜

仁泉堂では、薬も診断書も出しません。それは、「与えること」が人の自然な回復の力を覆い隠してしまうことがあるからです。薬や診断、助言や慰めといった“与える行為”は、一見すると優しさや支援のように見えます。けれども、その背後には「与える側」と「...
森田療法

あなたの“心のアプリ”、重くなっていませんか? 〜行動が自然に整えてくれる〜

スマートフォンやパソコンを使っていて、こんな経験はありませんか?「アプリを立ち上げた途端に動きが悪くなる」「いつも使っているアプリが、最近やたらと重い」「フリーズして、何もできない」原因はいくつかありますが、多くの場合は、アプリがその端末に...
森田療法

セラピストに求められる「自己一致」とは──森田療法とロジャースの視点から

カウンセリングや心理療法の世界では、「自己一致」という言葉がよく使われます。これは、専門的な用語ですが、実は私たちの日常にも深く関わっているものです。「自己一致」とは?自己一致(じこいっち)とは、簡単に言えば、「自分の中にある気持ちや考えを...
仁泉堂医院

変わる勇気が湧き出る泉

「傾聴」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。セラピストが、話をよく聴き、共感し、クライアントを理解しようとする態度――それは安心感につながりますし、大切な姿勢でもあります。しかし、それだけでは十分ではありません。本当の意味で...
仁泉堂医院

“このままでいいのか?”が、はじまりだった

人は誰しも、自分なりの「正しさ」を持っているものです。そして、その正しさがまわりの人たちと一致しているかどうか、つまり「多数派かどうか」を気にしてしまうことも少なくありません。けれど、本当に大切なのは、今この現実に向き合いながら、自分の中の...
仁泉堂医院

名コーチではなく、先輩ランナーとして──私の森田療法実践記

ある患者さんから、印象的なフィードバックをいただきました。「前回は先生との距離が遠くて、見失ってしまうような感覚でした。どんどん先へ進んで、置いていかれるように感じました。」その言葉に、私ははっとさせられ、深く反省しました。ちょうど最近、私...
仁泉堂医院

精神科の診断は本当に必要? 〜診断よりも大切なこと〜

仁泉堂医院に初診を希望される方の中には、「治療を受けたい」というよりも「診断をしてほしい」とおっしゃる方が少なくありません。精神的に苦しい状況で、自分の状態をはっきりさせたいと思うのは自然なことかもしれません。しかし、私は「診断することが本...
仁泉堂医院

医師は薬物療法師ではない

現代の精神科診療において、薬物療法が中心になりすぎていることに疑問を感じたことはありませんか? もちろん、統合失調症や双極症、精神病性うつ病のほか、精神病症状の「急性期」において、薬物療法は非常に重要な役割を果たします。しかし、それ以外の精...
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