森田療法

仁泉堂医院

過去に傷ついたあなたへ――未来は今、選べる

いじめられた体験があるから、不安で動けないんです。そんなふうに話す方が、私の外来にも来られます。とても自然な気持ちだと思います。あんな思いをもう一度するくらいなら、踏み出さないほうがいい。そう思ってしまうのは、むしろ心が健全に反応している証...
仁泉堂医院

【実施報告】第二回・屋外清掃セラピーを開催しました!

先日、私が企画した「屋外清掃セラピー」の第2回目を実施しました。今回は、事前にお声かけしていた中から3名の方が参加してくださいました。「屋外清掃セラピー」って?この活動は、森田療法の実践にもとづく、屋外でのグループ活動です。敷島公園や利根川...
森田療法

我選ぶ、ゆえに我あり──「私」を取り戻す選択の力

哲学者デカルトは、「我思う、ゆえに我あり(Cogito ergo sum)」という言葉を残しました。「考えている私の存在は否定し得ない」――思考によって自我を証明するこの言葉は、とても有名です。ですが私は、森田療法を土台としながら自然適応療...
森田療法

「生き方」を見つめ直す勇気 〜心の回復のために〜

精神科を訪れる方々と日々向き合っていると、「今のままの生き方を変えたくない」という強い気持ちに触れることがあります。これは一見すると「頑固さ」とも感じられるのですが、よくよく話を聞いてみると、それまでの人生で培ってきた信念や価値観に深く根ざ...
森田療法

「睡眠障害は医療で治すもの?」――自然のリズムに立ち返る視点から

最近、「睡眠障害は医療機関にかかろう」というキャンペーンを目にする機会が増えました。確かに、睡眠は心身の健康のバロメーターであり、乱れた睡眠が続けば日中の活動にも支障をきたします。その意味で、「早めに相談を」というメッセージには一理あります...
仁泉堂医院

自然適応療法のルーツと、その独自性について

―― 欧米の自然療法とは違う、日本生まれの「自然との向き合い方」「自然適応療法」という言葉を、私たちは最近使い始めました。名前から「ナチュロパシー」や「自然療法」といった欧米発のアプローチを連想される方もいるかもしれませんが、私たちの自然適...
仁泉堂医院

自然の摂理に耳を澄ます 〜私たちは何に生かされているのか〜

前回の記事では、「トイ・ストーリー」を通して、私たち人間もまた、自然の摂理という大きな流れの中で生きている存在かもしれない、というお話をしました。社会の中で生きていると、私たちはどうしても、物事を「人間の視点」からだけ見てしまいがちです。何...
日常

登りのフォームが見つからないまま、練習会を終える

いつもトレーニングで登っている水沢山で、練習会が行われました。参加者の中には、私よりもずっと速いメンバーが揃っていて、ついていくのがやっと。いや、正直に言えば、全然ついていけませんでした。「脚をもっと早く地面から離すといいよ」「体重はもう少...
仁泉堂医院

名コーチではなく、先輩ランナーとして──私の森田療法実践記

ある患者さんから、印象的なフィードバックをいただきました。「前回は先生との距離が遠くて、見失ってしまうような感覚でした。どんどん先へ進んで、置いていかれるように感じました。」その言葉に、私ははっとさせられ、深く反省しました。ちょうど最近、私...
人間・社会

人はなぜ助言を受け入れるのか?

人は基本的に、自分の意志で行動したいものだと思います。例えば、公園で遊んでいる子どもが「まだ帰りたくない!」と駄々をこねる姿、学校指定のカバンを持つことに不満を抱く中学生の声、家電量販店で店員に商品の説明を受けると少し煩わしく感じる瞬間…。...
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