言葉

森田療法

目の前の体験を、そのまま感じる

目の前で起きていることを、そのまま感じる。そして、その体験に沿って自然に動いていく。それが、森田療法を身につけた先にある姿の一つなのだと思います。当たり前のことのようですが、これが案外難しい。なぜなら、私たち人間は、物事をカテゴリー化するか...
森田療法

森田療法の言葉に、とらわれない

森田療法には、印象的な言葉がたくさんあります。「あるがまま」「目的本位」「生の欲望」「恐怖突入」「純な心」どれも森田療法を理解するうえで大切な言葉です。しかし、森田療法について考えたり、実践したりしているうちに、私は最近、森田療法の言葉その...
人間・社会

言葉の「味」を感じてみる

先日、ふと思いついたことがあります。人の言葉を受け取るとき、味覚になぞらえて感じてみることができるのではないか、ということです。こころにヒリヒリと残る言葉は、「辛い言葉」なのかもしれません。一見心地よく、苦しいときほど頼りたくなる言葉は、「...
仁泉堂医院

百人一首に学ぶ、感情を語る言葉の豊かさ

私が中学生の頃、国語の授業で百人一首を学びました。高校時代には校内のかるた大会で準優勝したこともあり、百人一首は私にとって身近な存在です。今では数首しか暗記していませんが、先日、患者さんのお子さんがかるた部に所属しているという話をきっかけに...
森田療法

考えすぎた心を、現実に戻す

診察の場で、「私はうつだと思います」「家族から、不安障害じゃないかと言われました」このようにお話しされる方は少なくありません。うつ、不安、トラウマ、ストレス、パニック、発達障害、愛着障害――。これらの言葉は、今では日常会話の中でも当たり前に...
精神医学・精神医療

自分の気持ちは“自分の言葉”で語ってみる

ある日、出張で相談窓口に入ったときのことです。若い相談者が「自分は感覚過敏とゲーム依存とHSPだと思う」と話してくれました。「その言葉はどこで知ったの?」と尋ねると、身近な大人とSNSで見かけたという答えが返ってきました。そこで私は、日々ど...
精神医学・精神医療

「気分が上がる・下がる」という表現について

最近よく耳にする言葉に「気分が上がる」「気分が下がる」というものがあります。友人との会話やSNSではよく使われていますが、精神科の診療場面ではあまり適切ではないと私は感じています。「上がる」「下がる」という表現には、どこか自分の外から気分を...
精神医学・精神医療

「ストレス」とは本当は何か?――言葉を変えると、心が整理される

最近は、「ストレス」という言葉が日常的に使われるようになりました。診察室でも、患者さんからこんな言葉をよく耳にします。「上司の態度がストレスで…」「あの出来事が本当にストレスでした…」一見、よくある表現のように思えるかもしれませんが、この「...
仁泉堂医院

「行動力がない」とは何か?

ある患者さんが、「体力はあるんですが、僕は行動力が足りないと思うのです」と語ってくれました。私は「あなたのいう行動力とは、どういう意味でしょうか?」と尋ねました。すると、その方は「やったほうがいいと思っている作業があるのに、始めると大変だか...
人間・社会

「正しさ」とは何か? 〜戦隊シリーズの歌詞から考える〜

以前の記事で、戦隊シリーズの歌詞にある「強さは力じゃないのさ、男らしさと正しさだ」という一節を取り上げ、「男らしさ」について考えました。今回は、その続きとして「正しさ」とは何かを考えてみたいと思います。この歌詞は、あくまで戦隊シリーズの世界...
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