日常

仁泉堂医院

止まらないために、選び続けていたこと 〜 ITJ2025②

今回のレースで、私が最も意識していたのは低体温のリスクだった。雨に打たれ、体が冷え、もし脚が止まれば心拍が下がる。心拍が下がれば、体はさらに動かなくなる。その連鎖が始まれば、リタイアは現実的な選択肢になる。だから私は、常に心拍を120〜15...
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雨と寒さの中で、基準が変わった一日 〜 ITJ2025①

今回のブログでは、伊豆トレイルジャーニー(ITJ)での体験を、3回に分けて振り返ってみたい。華々しい結果やレースの攻略法ではなく、雨と寒さ、泥に覆われた環境の中で、何を考え、どのような判断を重ねていたのか。その感覚を言葉にしてみようと思う。...
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料理に食器、季節に服、そしてレースにシューズ

明日、伊豆半島で行われる伊豆トレイルジャーニー(ITJ)に出走します。今回挑むITJは、赤城山や上州武尊のような急登・急下が続くレースとは性質が大きく異なります。林道が長く、山登りの要素よりも「ランニングとしての走力」が問われるコースです。...
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季節のゆらぎを受け入れて

12月に入り、どうにも元気が出ません。毎年のことなので、「ああ、今年もこの季節が来たな」と思うのですが、それでもやはり心と体が重く感じます。運動も食事も、それなりに整えているのに、自然の流れには抗えないようです。朝はなかなか布団から出られず...
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「死んでいるのに、生きていることになっている」

トレイルランニング仲間が冗談まじりに言いました。「もし山で死んで、遺体が見つからないとさ。法的には“死亡”にならなくて、ローンの補償も降りないんだよ。家族に迷惑かけるから、発信機つけてるんだ。」その瞬間、胸の奥に奇妙な引っかかりが残りました...
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学びと雑巾 ― 心の吸収力を保つということ

年齢を重ねると「新しいことが入ってこない」と感じることがあります。けれど学びとは知識量ではなく、心の吸収力のことだと私は思います。心は雑巾に似ています。乾いていればよく吸い、濡れすぎればもう吸えません。疲れ・焦り・余裕のなさで心がいっぱいだ...
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トレイルレースのボランティアに参加して気づいたこと

先日、群馬県藤岡市鬼石で開催されたトレイルレースに、ボランティアスタッフとして参加しました。普段は選手として走ることが多いのですが、トレイルランニングを続ける中で、ボランティアとして関わることにも、別の面白さがあると感じるようになりました。...
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「上がらなくなった心拍」——静かに進む変化を感じる

このところ、走っていて不思議な変化を感じています。9kmのペース走を4分20秒/kmで走っても、心拍が135〜140しか上がらなくなりました。少し前までは150台だったのに、です。呼吸も乱れず、余裕をもって走れてしまう。最初は、「疲れている...
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冬のはじまりに思うこと

冬になると、診療が始まる前に、ふと不安になることがあります。「今日一日、診療をやり切れるだろうか」——そんな、根拠のない心許なさです。特に何か気掛かりなことがあるわけでもない。けれど、夏のあいだは意識せずにスタートを切れていたのに、この時期...
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ぐんまマラソン10km 自己ベスト更新のご報告

11月3日に開催された「ぐんまマラソン10kmの部」に出場し、39分43秒で自己ベストを更新しました。10kmを40分を切って走りきる――これは、半年前にはまだ遠い目標でした。レースでは、最初の1kmを落ち着いて入り、前半は1kmあたり4分...
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