森田療法

森田療法

「べき思考」を超える――ランニングが教えてくれる森田療法の実践

森田療法では、人の苦悩を深める要因の一つとして「べき思考(〜すべきだ、〜でなければならない)」が指摘されています。頭の中で「どうすれば正しいのか」を追い求めるほど、矛盾にぶつかり、ますます身動きが取れなくなってしまうのです。この「べき思考」...
人間・社会

自分の課題と不安を引き受けるということ

私たちは日常の中で、家族や友人、さらにはニュースやSNSで話題になる著名人の出来事にまで関心を寄せることがあります。それ自体は自然なことですが、気づかないうちに「自分の課題」や「自分の不安」から目をそらし、他人の問題ばかりに意識を向けてしま...
森田療法

弱さと歩む、あるがままの生き方

ときどき患者さんから「先生は心が強いですね」と言われます。正直なところ、私は自分が特別に強いと思ったことはありません。強い部分もあれば、弱い部分もある。…それはきっと、誰にでもあることだと思います。だから、「私は弱いから、強い人に助けてもら...
森田療法

マニュアルよりも、体得を大切に

最近、森田療法学会の中で、外来森田療法をマニュアル化しようという取り組みがあるようです。それ自体が悪いことだとは思いませんが、少しだけ気になることがあります。それは、マニュアルに従うこと自体が目的になってしまい、肝心の森田療法の本質が見えに...
森田療法

【第200回】日記を書くという行動──私自身の実践から

森田療法では、日記を書くことが勧められます。理由はいくつかありますが、ひとつには「思考にとどまっていたものを、言葉として外に出す」という行動の第一歩になるからです。苦しさや不安が頭の中でぐるぐると回っているとき、それを書き出してみるだけで、...
仁泉堂医院

【開催報告】第1回 森田療法勉強会を行いました

先日、当院にて第1回 森田療法勉強会を開催しました。今回は会場の都合により6名限定での開催となりましたが、参加希望の声は多く、今後も継続して開催していく予定です。今回ご参加いただけなかった方も、ぜひ次回以降にご期待ください。テーマ:「事実本...
森田療法

あなたの“心のアプリ”、重くなっていませんか? 〜行動が自然に整えてくれる〜

スマートフォンやパソコンを使っていて、こんな経験はありませんか?「アプリを立ち上げた途端に動きが悪くなる」「いつも使っているアプリが、最近やたらと重い」「フリーズして、何もできない」原因はいくつかありますが、多くの場合は、アプリがその端末に...
森田療法

セラピストに求められる「自己一致」とは──森田療法とロジャースの視点から

カウンセリングや心理療法の世界では、「自己一致」という言葉がよく使われます。これは、専門的な用語ですが、実は私たちの日常にも深く関わっているものです。「自己一致」とは?自己一致(じこいっち)とは、簡単に言えば、「自分の中にある気持ちや考えを...
森田療法

「本音」と「建前」のあいだで

前回の記事では、「正論」には二種類あるという話をしました。ひとつは社会的な価値観に基づく正しさ、もうひとつは自然や論理に基づく正しさ。今回は、そのうち社会的な価値観と深く関わる、日本独特の概念、「本音と建前」について考えてみたいと思います。...
人間・社会

「正論」とどう付き合うか

「それは正論だけどさ……」誰かにそう言われたこと、あるいは自分でそう思ったことはありませんか?「正論」という言葉は、本来は筋の通った主張を意味します。けれど現実の会話では、なぜか否定的な文脈で使われることが多いものです。たとえば「正論を振り...
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