充実し過ぎても眠れない

日常

第2回仁泉堂将棋大会の日は、朝6時30分頃に起床しました。

出発まで少し時間があったので、以前から気になっていた庭の芝刈りをすることにしました。トレーニングの予定や天候を理由に、つい先延ばしにしていた作業です。

不思議なことに、予定のない日よりも、むしろ予定が詰まっている日の方が、普段後回しにしている作業に取りかかれることがあります。

朝7時30分から1時間余り、芝を丁寧に刈り込みました。シャワーを浴びてから、仁泉堂へ向かいます。

将棋大会は予定よりも早く終了しました。

私は、一局一局に全力を尽くすことを大切にしているため、あえて二局目は指しません。勝敗だけでなく、「この一局に集中する」という時間そのものを味わいたいからです。

時間に余裕はできましたが、この暑さでは無理に走らない方がよいと判断しました。そこで講演用のスライド作りを始めたものの、気がつけば、うたた寝をしていました。将棋で思いのほか頭を使っていたのでしょう。

日が暮れてから約1時間ジョギングを行い、その後あらためて講演準備を進めました。

夜11時過ぎに床に入りましたが、不思議なことになかなか眠くなりません。ようやく0時過ぎに寝ついたものの、午前1時30分頃には目が覚めてしまいました。その後しばらく起きて過ごし、明け方になってから再び1〜2時間ほど眠ることができました。

これだけ充実した一日を過ごしたのだから、さぞぐっすり眠れるだろうと思っていました。しかし、実際はそうではありませんでした。

「よく活動した日は、よく眠れる」と考えがちですが、人の身体はそれほど単純ではないようです。心身が充実し、適度な興奮状態が続いていると、かえって眠りが浅くなることもあります。

充実すること自体は悪いことではありません。しかし、何事も度を越せば、身体はその影響を受けます。

「過ぎたるはなお及ばざるが如し」。

そんな言葉を思い出した一日でした。

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