学びと雑巾 ― 心の吸収力を保つということ

仁泉堂医院

年齢を重ねると「新しいことが入ってこない」と感じることがあります。

けれど学びとは知識量ではなく、心の吸収力のことだと私は思います。

心は雑巾に似ています。

乾いていればよく吸い、濡れすぎればもう吸えません。

疲れ・焦り・余裕のなさで心がいっぱいだと、どんな学びも入りません。

そこで必要なのが、雑巾を絞るような時間です。

歩く、休む、深呼吸する、書き出す。

余計なものを手放すと、吸収力はすぐ戻ります。

また、雑巾は長く使い続けると硬くなり、水を吸いにくくなります。

心も同じで、「昔からこうしてきた」「変われない」という硬さが生まれます。

硬さをほぐすには、無理なく小さな変化に触れ続けることが大切です。

学び続けるとは、努力を積み重ねるというより、

**心の雑巾をいい状態に保つ“日々の手入れ”**です。

・疲れたら絞る

・固くなったらほぐす

・余裕があるときは吸い込む

この繰り返しが、年齢に関係なく、

いつでも学びを始められる土台になると感じています。

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