前回の記事では、「良い・悪い」で物事を裁くのではなく、「好き・嫌い」に意識を向けてみるという話をしました。
実はこの視点の転換には、もう一つ大切な変化があります。
それは、日々の罪悪感が少しずつ薄れていくということです。
■罪悪感は“良い・悪い”の物差しから生まれる
私たちが抱く罪悪感の多くは、「良い/悪い」という基準で、自分自身を判断してしまうところから始まります。
- お菓子を食べてしまった
- 今日も運動しなかった
- 子どもにきつく当たってしまった
- 人に頼まれごとを断ってしまった
こうした日常の出来事は、本来ただ「起きたこと」にすぎません。
けれど「これは悪いことだ」と決めつけると、一気に罪悪感へと変わってしまいます。
もし、「悪い」ではなく、
- 今は甘いものを食べたい気分だった
- 今日は疲れていて動きたくなかった
- あの言葉は、自分の余裕のなさが出てしまった
と、事実として受け止められたら、
自分を責める必要はほとんどなくなるでしょう。
罪悪感という感情の背景には、
常に「こうあるべきだ」「こうしてはいけない」という硬いルールが潜んでいます。
そのルールを少し緩めることで、心の重さがすっと軽くなります。

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