週末は、赤城山でハイキングをしてきました。
歩いたルートは、長七郎山、地蔵岳、鈴ヶ岳、出張山、薬師岳、陣笠山をめぐる約16kmのトレイル。
赤城らしい起伏に富んだ道のりを、普段より時間をかけつつも、しっかりと歩きました。
ちょうどツツジが咲き始めていて、赤・白・紫と、色とりどりの花が目を楽しませてくれました。
季節が進むたびに、山の表情が変わっていく——
その移ろいを全身で感じながら歩くことは、心の奥に静かに沁みていくような体験です。
思い返せば、先週はセブンズの試合に出場し、そちらも大きな充実感がありました。
全力で走り、チームとともに戦う感覚は、まさに身体を通じて湧き上がる高揚感があります。
一方で、この赤城山ハイキングは、それとはまたまったく違った爽快感でした。
自分の呼吸と自然のリズムを重ねながら、山の空気を吸い込み、汗を流し、
静かに、でも確かに、自分の内側が整っていく感覚——
運動にはいろいろなかたちがあり、どれも心身にとって必要な「栄養」なのだと、改めて思います。
激しさと穏やかさ、競争と調和、瞬発力と持久力。
それぞれが違う働きかけを、身体と心にしてくれるのだと感じました。
これからも、試合も山歩きも、自分のペースで続けていきたいと思います。
どちらも、自分自身にとって大切な「自然との対話」であり、「生きている実感」を引き出してくれるからです。
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