水沢山最速タイムと、山で出会った“人生の先輩”

日常

先日、1ヶ月ぶりに水沢山に登りました。天気は曇りでしたが、ひんやりとした穏やかな気候でした。

日々のランニングやトレーニングの成果もあって、今回は駐車場から頂上まで35分。

これまでで一番のタイムで登ることができ、素直に嬉しく感じました。

下山時は、ハイカーの方が多く、ペースを落として道を譲りながら歩きました。

ちょうど標高1000m付近で、これから頂上を目指す一人の男性とすれ違いました。

80歳前後の方で、こちらから挨拶をすると、自然と立ち話に。

気づけば、30分ほどその場で話し込んでいました。

その男性は、年に50回以上水沢山に登っているそうです。

体も心も元気そのもので、「健康診断はオールA、血管年齢は50歳」と笑顔で話してくれました。

普段は施設の送迎バスの仕事をされていて、引退前のこと、若い頃の趣味や体験、

そして登山を続ける理由なども丁寧に話してくれました。

話をしながら、「こういう時間こそ、登山の醍醐味なのかもしれない」と思いました。

山に来る理由は人それぞれ。

体力づくり、気分転換、挑戦、自分との対話、そして誰かとの出会い——

そのすべてが、山の中では自然に溶け合っていくような気がします。

今回は、偶然の出会いが、まるで予定されていたかのように貴重な時間となりました。

そして何より、「人と出会い、話すこと」の豊かさを改めて実感しました。

これからも、自分のペースで山に登りながら、

ときどきこんな風に誰かと言葉を交わす——そんな登山を大切にしていきたいと思います。

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