11月3日に開催された「ぐんまマラソン10kmの部」に出場し、39分43秒で自己ベストを更新しました。
10kmを40分を切って走りきる――これは、半年前にはまだ遠い目標でした。
レースでは、最初の1kmを落ち着いて入り、前半は1kmあたり4分強のペースで我慢。
そして、5km地点を過ぎてからは「ここからが本番」と気持ちを切り替え、まるで5km走を新たにスタートするような感覚で、1kmあたり3分50秒前後のスピードで押し切ることができました。
以前、滑川のレースでは最初に勢いよく飛び出して途中で失速してしまったことがありました。
その経験をもとに、今回は「序盤を抑えて後半で伸ばす」走りを意識したことが、功を奏したのだと思います。
日々の練習は週に一度の「大和練」練習会が中心です。
吉野大和選手のコーチングのもと、毎週ペース走やインターバルなどのポイント練習を重ねてきました。
また、坂道ダッシュなどの補強トレーニングも取り入れ、レース2日前からは食事と練習の内容を調整して臨みました。
思えば半年前、まだ10kmを43〜44分で走っていた頃に、シューズショップで「いつか40分を切りたい」と相談したのが始まりでした。
そこから半年間、焦らずコツコツ積み上げてきた結果が、ようやく形になったのだと思います。
現在もトレイルランニングのトレーニングの合間に、足首の捻挫のリハビリを続けています。
トレーナーからは「この状態なら動かして治すほうがよい」との指導を受け、無理のない範囲で体を動かしながら回復を図っています。
年末には70kmのトレイルレース、年明けにはフルマラソンが控えています。
これからも一つひとつの挑戦を通して、自分の身体と心の可能性を広げていけたらと思います。
そして、50代前半までに、まだいくつかの自己記録を更新していくつもりです。
焦らず、でも確実に。
走ることを通して「変わっていく自分」を感じていきたいと思います。

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