7月末に控えた本番レース(赤城山トレイルラン)に向け、先週はトレーニングの仕上げとして、走る距離や強度をぐっと上げました。週に80kmを走り、週末には岩櫃山の山岳レースに参加。これまでの準備がどれだけ身になっているかを確かめる、いわば“現状確認”の位置づけでした。
前半は順調に走れたものの、後半で体力が急に落ち、思ったように動けずじまい。終わってみれば、筋肉痛が4日も残るという異例の状態。普段なら2日程度で回復するので、「少しやり過ぎてしまったな」と感じざるを得ませんでした。
実は、こうした結果はレース当日だけで決まるものではなく、直前の疲れが抜けていたかどうかが大きく影響します。気持ちは「仕上げ」のつもりでも、体が「回復できていない」と感じていたのかもしれません。
今回の経験を通して学んだのは、やればやるほど良いわけではないということ。特に年齢を重ねてくると、無理が表面化するまでに少し時間がかかるので、早めに疲れのサインに気づく力が大切です。
あと1週間で迎える赤城山の本番では、「がんばる」よりも「整える」ことに重点を置いて、しっかり準備していきたいと思います。
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