【挑戦と発見】赤城山トレイルランニングレースに参加しました

日常

先週末、群馬県の赤城山で開催されたトレイルランニングレースに参加してきました。全長32km、累積標高差2000mを超える、本格的な山岳レースです。

目標は5時間30分以内の完走。そのために、各ポイントでの通過予定時刻を事前に計算し、当日はそのペースを意識して走りました。

最初の給水ポイント「おおさる山の家」には予定より5分早く到着。舗装路の登りもなんとか走り切り、再び山道に入ったところで、約700mの登り返しでは脚が止まり、ここは歩きで粘りました。

軽井沢峠で一度舗装路に出た際に、再び走り始め、次のエイド「新坂平」には予定より15分早く到着。しっかりと栄養と水分を補給し、いよいよ核心部ともいえる山岳セクションへ。

鈴ケ岳の急な下りでは太ももの前側が悲鳴をあげ、そこから続く出張峠への急登では、試走のときには走れた場所も歩くしかありませんでした。

それでも、出張山から最後の舗装路まではタイムを気にしながら走り続け、ゴールタイムは5時間16分。目標を14分上回る結果となりました。

こうして振り返ってみると、「自分には無理だろう」と思っていた5時間切りの壁が、少し現実味を帯びてきたように感じます。特に、赤城温泉から軽井沢峠までの登り区間を歩かずに走り切る力や、下りの走り方をもっと磨いていけば、来年の自分ならチャレンジできるかもしれません。

いまの自分の力を正直に見つめ、その中で精一杯のチャレンジをする。そして、結果として得られた体験の中から、新しい目標や可能性が見えてくる。それが、トレイルランニングの醍醐味のひとつだと感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました