走れるだけじゃ足りなかった!?ラグビーで気づいた体の使い方

運動

週末、久しぶりにラグビーの試合に出場しました。

といっても一年に数回だけ結成される、医学部ラグビー部のOBチームの一員として、7人制ラグビー、いわゆる「セブンズ」の大会に参加したのです。

メンバーは26歳から58歳まで。

年齢の幅はまるで三世代にまたがるようなバラエティですが、不思議なことに、グラウンドに立てば一つのチーム。みんなで声をかけ合い、1回戦をなんとか突破できたのは、今思い出しても胸が熱くなる瞬間でした。

翌日、立ち上がれないほどの筋肉痛…

ところが翌朝。

布団から立ち上がるのがつらい。しゃがむと悲鳴。もう笑うしかない。

「これだけ走ってるのに、なんで?」

そう思った瞬間、気づきました。ラグビーでは、普段のランニングでは使っていない筋肉が総動員されていたのです。

ランでは鍛えられない「横の動き」「踏ん張り」「ぶつかる」

トレイルランニングや10km走など、週に何度も走っている自分にとって、「走ること」に対する自信はある程度ありました。

でも、ラグビーではただ走るだけでは通用しない場面が山ほどある。

たとえば…

  • パスを受けてから急停止してステップを切るときの内ももやお尻の筋肉
  • 相手にタックルされないように身体をひねる瞬間の体幹
  • ボールを奪うためにかがんだときの太ももの前側

そして、何より「ぶつかる」という非日常的な動き。

これは普段の有酸素運動ではまず使わない筋肉と神経の動員です。

食事と運動、どちらも「バリエーション」が大切

この体験から改めて感じたのは、体は思っているより“単調な使い方”に慣れてしまうということ。

たとえば、食事が毎日納豆ごはんと味噌汁だけだったら、健康を保つのは難しい。

運動も同じで、「走る」だけでは鍛えられない部位が必ずある。

だからこそ、たまには横に動く、止まる、跳ねる、ぶつかる、そんな「違う使い方」が必要なんだと実感しました。

体は「使い方」で変わる。年齢はただの数字

58歳のチームメイトが、若手相手に果敢にボールを追い、倒されてもまた立ち上がる姿は、本当にかっこよかった。

年齢って、やっぱり「数字」にすぎないんだなと感じました。

そして、自分の身体にもまだまだ可能性がある。

「ただ走る」から「全身を使って動く」へ。

運動に「ちょっとした“バリエーション”」を加えるだけで、もっと柔軟で、強くて、頼れる身体になれるかもしれません。

おわりに

もし最近、運動がマンネリ化してきたなと感じている人がいたら。

ちょっとした遊び心で、違うスポーツに触れてみてください。

ラグビーじゃなくても、バスケットボールやダンス、子どもとの鬼ごっこだってOK。

大人になっても、体は使い方次第でまだまだ変われる。

それを実感させてくれた、週末のラグビー体験でした。

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