人間・社会 価値観は押し付けない:修学旅行の思い出と今につながる教訓 中学の修学旅行の夜。同室の友人が荷物の片づけに手間取り、就寝時刻に間に合いそうにありませんでした。そこへ教諭がやってきて、「罰として部屋の前で正座させる」という話に。私はその光景に違和感を覚え、「善悪の価値判断」として理不尽だと感じました。... 2024.11.13 人間・社会
日常 生垣と自分の居場所 通勤途中、いつも生垣のある家が目に留まります。ベニカナメモチやツバキ、アラカシなど、生垣に使われる植物は、刈り込むほど勢いよく伸びてくる性質の木が多いようです。逆に、モミジのように自然な樹形を大切にし、あまり強く剪定しない方が良い木もありま... 2024.11.12 日常
日常 ラジオで始まる朝 私は朝、タイマーでラジオがつくようにセットし、その音で目を覚ますようにしています。ラジオで起きる良さは、必ずしも音がついた瞬間に起きなくても、スポーツニュースやラジオ体操などの放送内容で、耳から自然に時刻の流れを感じられるところです。日によ... 2024.11.11 日常
人間・社会 身近なことを見つめ直す 先日、ある患者さんと話していて、2010年代にスマートフォンが普及したことで、インターネット利用が幼い子供から高齢者まで広がったのではないか、という話題になりました。SNSの浸透も、スマートフォンなくしては成し得なかったでしょう。かつてはT... 2024.11.10 人間・社会日常
日常 水沢山での見通しと心の霧 先日、水沢山に登り、久しぶりに遠くまで見通せる景色を楽しむことができました。下の画像は、その一週間前に同じ見晴台から撮影したものです。あの日は霧が深く、いくら目を凝らしても見通しはききませんでした。遠くまで見渡せる景色を期待するなら、天候が... 2024.11.09 日常
日常 手間を楽しむコーヒータイム:走る日々が変えた飲み物の選択 以前はコカコーラゼロなどの炭酸飲料を好んで飲んでいた私ですが、運動が日常となり、トレイルランニングレースに定期的に参加するようになってからは、コーヒーを楽しむことが多くなりました。コーヒーは焙煎された豆を購入し、キャンプ用のコーヒーミルで挽... 2024.11.08 日常
人間・社会 季節とエネルギーの変化:冬に合わせた生活の在り方を考える 冬になると、私自身も夏のようなエネルギーが出にくくなります。患者さんを見ていても、冬に活動性が低下する方が多いと感じます。考えてみれば、昔の人々にとって、夏には活発に動き、冬には静かに過ごす方が自然な生き方だったのかもしれません。狩猟や稲作... 2024.11.07 人間・社会
人間・社会 無理せず「食べ残す」ことの大切さ 目の前の食事を、無理をしてでも完食しなければと思ったことはありませんか?昔の人々は、食べきれなかったものをそのまま自然に返していました。残された食べ物は、動物や昆虫、微生物の栄養源となり、自然の中で再利用されていたはずです。「食べ残しはいけ... 2024.11.06 人間・社会
日常 書店で見つける、新しい本との縁 先日、「子どもと悪」(河合隼雄・著)を読みたくなり、書店を訪れました。通販での購入が多かった時期もありましたが、最近は運動もかねて、足を運んでいます。この日は、最初に立ち寄った書店では見つからず、二軒目でようやく発見。岩波現代文庫のコーナー... 2024.11.05 日常
人間・社会 「最善」という言葉の光と影:個人に留めることの大切さ 「最善を尽くす」という言葉は、多くの人にとって前向きで力強い言葉でしょう。私自身もよく使います。しかし、この言葉には意外な危険が潜んでいることに気づきました。たとえば、私が「最善を尽くす」と言う場合、それは「自分が良いと思う行動を取る」「し... 2024.11.04 人間・社会