森田療法 対症療法に甘んじない:本質的な解決を目指して 9月に100kmのウルトラマラソンを完走した後、左足首や下腿に違和感が残り、レースのたびに新たな痛みが生じています。この痛みについて、私は医師や整骨院などの治療だけで解決できるものとは考えていません。むしろ、現在の自分にとって身体への負荷が... 2024.12.20 森田療法精神医学・精神医療
仁泉堂医院 「うつ」は必ずしも「うつ病」ではない:薬に頼らないアプローチ 「うつ」と「うつ病」は同じではありませんこのブログをご覧いただいている方の中には、「自分は『うつ』だけれど、神経症ではないから仁泉堂を受診できないのではないか」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、当院での診療方針と「う... 2024.12.18 仁泉堂医院森田療法精神医学・精神医療
日常 最初で最後の献血 先日、ランニングレースまでの時間があり、左脚の故障でトレーニングを控えていた私は、久しぶりに献血ルームを訪れました。以前のブログで触れたこともありますが、献血への思い入れには個人的な背景があります。それを克服し、「これからも献血ができる」と... 2024.12.16 日常森田療法
日常 「推し星」を見つけて、星空をもっと楽しむ 推しのアイドルや俳優、スポーツ選手を応援することで、エンターテイメントやスポーツがより楽しくなる。そんな方々にお会いすることがあります。そこで、ひとつお勧めしたいのが「推し星」を見つけることです。夜空に、自分だけの「推し星」を作ってみてはい... 2024.12.14 日常
森田療法 苦悩を和らげる言葉:「越したことはない」のすすめ 「越したことはない」という考え方私の出身校である群馬大学の先輩で、周産期メンタルヘルスを専門にされている高橋由美子先生の講演を聴いた際、心に残る言葉がありました。先生は、悩みを抱えるママさんたちへのアドバイスに「越したことはない」という表現... 2024.12.12 森田療法
森田療法 第41回日本森田療法学会を振り返って 第41回日本森田療法学会において私の発表に多くの反響をいただきました。家族療法と森田療法の共通点と相違点を理論的に整理した内容が好評だったことは、大変ありがたく感じています。学会全体を通して印象的だったのは、森田療法の重要な側面である「症状... 2024.12.10 森田療法
文学・芸術 深夜に創作する人々と動物としての私たち 当院には、絵を描くことを生きがいにしている方がいらっしゃいます。彼女にとって、深夜から早朝の時間帯が最も集中できるそうです。日中はあまり創作に集中できないと話してくれました。この話を聞いて、私は次のような考えが浮かびました。芸術家は、現実世... 2024.12.08 文学・芸術
森田療法 森田療法学会の発表内容について 今週末の第41回日本森田療法学会(in 高知)で一般演題を発表します。発表要旨は以下の通りです。学会に参加される方は、ぜひ私の発表をお聴きいただきたいと思います。また御参加できない方で関心のある方には、後日個別にお伝えし、議論したいと思いま... 2024.12.06 森田療法
日常 目標を変える勇気:マラソンからの気づき 以前、マラソンを走ったときは4時間30分ほどで完走しました。今回のレースでも同じくらいの記録、もしくは記録更新を目指してスタートラインに立ちました。序盤は快調でしたが、24km地点で脚が動かなくなり、歩き始めましたマラソンには「ペーサー」と... 2024.12.04 日常
森田療法 感情を放っておくという選択 感情という如何ともしがたいもの怒りや恨みといった感情は、理性や論理で簡単に解決できるものではありません。たとえば、損害賠償訴訟で金銭的な解決が図られたとしても、それによって怒りや恨みそのものが消えるわけではないことが多いように感じます。歴史... 2024.12.02 森田療法