森田療法 仕事の転換がもたらす休息の力 「休息は、仕事の中止にあらず、仕事の転換にあり」これは、森田正馬が語った言葉です。現代でいう「積極的休養」に通じる考え方だと言えます。単に仕事をやめて休むだけでなく、別の活動にシフトすることが、心身のリフレッシュにつながるというものです。実... 2024.09.21 森田療法
人間・社会 ダイエット成功の秘訣:運動から始める理由 「生き方を変えないとダイエットは成功しない」という記事で、ダイエットへのハードルを上げてしまったかもしれません。今回は、これからダイエットを始めたいという方のために、具体的なアドバイスを書いてみようと思います。ダイエットの基本原則はシンプル... 2024.09.20 人間・社会
森田療法 苦手な相手の前で緊張するのは自然なこと:森田療法の視点 今回も、患者さんとの対話を通して得た気づきを共有したいと思います。「森田療法では『自然であること』が大切です」とお伝えした際、ある方が「苦手な人の前では、自然に話せなくなってしまいます」と言われました。私はこう答えました。「初めて会う人や苦... 2024.09.19 森田療法
仁泉堂医院 孤独感の正体とは?患者さんとの対話から考える 患者さんとの対話から生まれた「孤独感」についての考察患者さんとの対話の中で浮かび上がった「孤独感」についての悩み。ある患者さんが、「できれば人と一緒にいたくないが、それでも孤独感が強まってしまう」という気持ちを抱えていました。この感覚は、多... 2024.09.18 仁泉堂医院
精神医学・精神医療 日本精神神経学会総会レポート:「心の病」と制度の葛藤に向き合う オンラインで視聴可能になった日本精神神経学会総会の魅力コロナ禍以降、日本精神神経学会の総会はオンラインでも視聴できるようになりました。これは多くの参加者にとって非常にありがたい仕組みです。現地参加の場合、どうしても講演時間が重なってしまうこ... 2024.09.17 精神医学・精神医療
仁泉堂医院 高知よさこいから学んだ「変わりゆくことの大切さ」 私は、外来森田療法専門のクリニックを始めるにあたり、2024年7月に森田正馬の生誕地である高知を訪れ、お墓参りをしました。その際、「高知よさこい情報交流館」にも足を運びました。よさこい祭りは、1954年に不景気を吹き飛ばし、市民を元気づけよ... 2024.09.16 仁泉堂医院文学・芸術森田療法
森田療法 第41回日本森田療法学会で発表します ブログをご覧の皆さまにお知らせです。この度、「第41回日本森田療法学会」で発表を行うことになりました。2024年12月に、森田療法の創始者である森田正馬の生誕地・高知で開催される学会です。一般演題として採択された私の発表テーマは、「『あるが... 2024.09.15 森田療法
森田療法 生き方を変えないとダイエットは成功しない 私たちの生活習慣と身体には深い相互関係があります。例えば、食事を減らすと、身体は栄養不足を感じて食欲が増してしまいます。そのため、食事制限を頑張っても、続けるのはなかなか難しいものです。3か月間、頑張って4~5㎏の減量に成功しても、リバウン... 2024.09.14 森田療法
森田療法 悪循環から抜け出すための小話 部屋の中で一人、エアコンが自動で室温を管理している。さらに、電気ストーブが1台あるが、部屋は散らかっており、エアコンのリモコンはどこかに埋もれて見つからない。寒さを感じたその人物は、手元にある電気ストーブをつけて温まろうとした。しかし、エア... 2024.09.13 森田療法
文学・芸術 蜘蛛の糸 「蜘蛛の糸」を読み返して思うこと芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」を、子供の頃から何度も読み返してきました。最初に読んだとき、私は「数多くの罪を犯したカンダタが、蜘蛛を一度助けただけで極楽へ行けるチャンスを与えられるなんて…」と、強い違和感を... 2024.09.12 文学・芸術森田療法