先週末、みかも山公園で開催された「栃木トレーニングトレイルレース2025冬」に参加しました。昨年9月のウルトラマラソン後、故障に悩まされてきましたが、ランニングクリニックでフォームを見直し、ついに痛みを気にせず走れる状態に回復しました。この再出発の場として、このレースを選びました。
レースの特徴と魅力
この大会はトレーニングに最適な設計がされています。一周4km、累積標高230mのコースを、2周(8km)、4周(16km)、6周(24km)から選択でき、レベルや体調に合わせて柔軟に挑戦できるのが魅力です。また、メインレースが少ない1月や8月に開催される点や、リーズナブルな早期エントリー料金も嬉しいポイントです。
フィニッシュ後の参加賞として提供される売店のソフトクリームも見逃せません!売店の雰囲気は暖かくて落ち着いており、公園を訪れる際にはぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
故障明けの慎重な挑戦
昨年の夏、同じ大会の7周(28km)に挑戦した際は、40℃近い猛暑の中、1周ごとに500mlの水分補給を行いながら完走しました。しかし今回は、久しぶりのレースということもあり、2周(8km)にとどめました。それでも、フォームの確認や心肺機能のチェックには非常に有益でした。
現在取り組んでいるフォームは、股関節を大きく動かし、膝を前に出す意識を持つスタイルです。この変更により、ハムストリングスや膝への負担が軽減される一方、慣れない動きの影響でふくらはぎに筋肉痛が残る場面もありました。そのため、「地面を蹴らずに足を置き、戻す」というイメージでトレーニングを継続しています。
ランニングが教えてくれる人生の教訓
フォームを変えることには、違和感や迷いが伴います。それでも変化を恐れずに挑戦することは、人生のあり方を見直す感覚に通じると感じています。現状を維持するのは楽ですが、そこに問題があるなら、改善するための勇気が必要です。この考え方は、私が医療の現場で大切にしている診療方針にも通じます。
未来への目標
2025年末には100km、そして2026年には100マイル(160km)の大会完走を目指しています。この経験を通じて、より生きやすい人生を見つけるヒントを皆さんと共有していければと思います。
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