部屋の中で一人、エアコンが自動で室温を管理している。さらに、電気ストーブが1台あるが、部屋は散らかっており、エアコンのリモコンはどこかに埋もれて見つからない。寒さを感じたその人物は、手元にある電気ストーブをつけて温まろうとした。しかし、エアコンが自動で冷房を強めてしまい、ストーブを使っても逆に部屋が冷えるばかりで、一向に暖まることができない。
「そもそも、なぜ温めたいんだろう?」と自問してみたところ、「快適に過ごしたいからだ」と気づいた。その瞬間、無理に室温を上げようとすることをやめ、代わりに部屋を片付け始めることにした。
片付けをしているうちに、紛失していたエアコンのリモコンを発見する。そして、ようやくリモコンで温度設定を調整し、快適な温度にすることができた。
この経験は、時に問題の核心を見誤り、表面的な解決策にこだわってしまうことがあるという教訓だ。本当の快適さを得るためには、一歩引いて全体を見渡し、根本的な問題に取り組むことが重要なのかもしれない。
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