通勤途中、いつも生垣のある家が目に留まります。ベニカナメモチやツバキ、アラカシなど、生垣に使われる植物は、刈り込むほど勢いよく伸びてくる性質の木が多いようです。逆に、モミジのように自然な樹形を大切にし、あまり強く剪定しない方が良い木もあります。また、日当たりを好む植物があれば、日陰でこそ生き生きとする植物もあります。
植物がそれぞれに適した場所で適切に育てられることで、美しい庭が生まれるように、ふと「私は今、自分にとって適した場所で根を張れているのだろうか」と考えることがあります。自分の居場所や環境を見直すきっかけを、身近な自然からもらえることに気づかされます。
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