私という国家:外交と内政のバランスを見直す

人間・社会

「私」という主体と国家運営のような役割の関係について、10年ほど前に考えたことがあります。

「私」はあたかも国家における政府のように、外界との関わり(外交)と自分自身、つまり身体や心(内政)を上手く管理しながら、バランスを取って生きようとしています。身体の各細胞は国民、臓器は地方自治体や企業のような役割を果たしている、とイメージするとわかりやすいかもしれません。

もし外界との関係を優先しすぎて、内側のケアを怠れば、「私」という政府は自国民である身体や心からの反発を受けるでしょう。また、内側ばかりに気を配りすぎて、自分の利益だけを追求すれば、今度は外界からの圧力や非難が押し寄せてきます。

このように「外交」と「内政」のバランスが崩れるとき、私たちは悩みや不調を感じるのではないでしょうか。皆さんも、日常の中でこのバランスが取れているかどうか、自分自身の「私」運営を見直してみてはいかがでしょうか。

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