昨日の練習会「大和練」で、ジョギング中にチームメイトと話していました。
これまで3回のフルマラソンはいずれも4時間30分前後。
「もうフルマラソンは向いていないのかもしれない」と、半ばあきらめるような気持ちで話していたのです。
すると彼は、「あきらめるのはまだ早い」と笑って言いました。
「10kmを40分で走れるなら、少なくとも3時間30分は狙える。練習次第でサブ3(3時間切り)だって夢じゃない」と。
その言葉を聞いて、心の中に小さな火が灯りました。
彼は50代で初めてサブ3を達成した人。説得力があります。
そして不思議なことに、彼にそう言われると、本当にできそうな気がしてくるのです。
ランニングは基本的に個人競技ですが、仲間の存在が自分の方向を変えることがあります。
自分の限界を決めていたのは、実は自分自身だったのかもしれません。
彼の出場するレースに、私もエントリーしました。
「トレイルは楽しいけれど、フルマラソンは面白くない」と自分に言い聞かせていましたが、
彼と話さなければ、きっとそのまま避けていたでしょう。
来年1月、ちょうどトレイルレースのない時期にフルマラソン。
再び42.195kmに向き合うことになりました。
自分の可能性を、自分で閉ざさないように。
動き出すことで、また一つ世界が広がるのだと思います。

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