登りのフォームが見つからないまま、練習会を終える

日常

いつもトレーニングで登っている水沢山で、練習会が行われました。
参加者の中には、私よりもずっと速いメンバーが揃っていて、ついていくのがやっと。いや、正直に言えば、全然ついていけませんでした。

「脚をもっと早く地面から離すといいよ」
「体重はもう少し前脚に乗せてみて」
そんなアドバイスももらったのですが、どうにも感覚がつかめないまま、あっという間に練習会は終了。悔しさとモヤモヤが残りました。

昨年から始めたトレイルランニング。特に登りのフォームには、ずっと課題を感じています。でも、それがまだうまく噛み合わない。

そんな中で、2週間後には楽しみにしていた「KAI 70k」が控えています。

ここで私は「森田的な生き方」を選ぼうと思います。つまり、今ある自分を受け入れながら、目の前の一歩に丁寧に向き合うということ。

運動におけるフォームは、おそらく“絶対的な正解”はないのだと思います。どれだけ優れた選手でも、常に完璧なフォームを保てるわけではないし、そもそも「ベストなフォーム」は人によって違うし、自分自身の中でも年齢や体調で変化していくものです。

そう考えると、「KAI 70k」はフォームの感覚を探る、よい機会ではないかと思えてきました。タイムを追うのは、もう少し先でもいい。

私がトレイルランニングを好きな理由は、山の中で自分の一歩一歩を選びながら進んでいけるところだからです。
結果ではなくて、“今ここ”を大事にしたい。そう思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました