勝田全国マラソンでの心温まる出会い

コミュニケーション

先日、勝田全国マラソンを完走しました。この大会は私にとって特別な思い出となりました。その理由は、ゴール直前での心温まる出来事があったからです。この瞬間は、私のYouTubeチャンネル「精神科医のあるがままチャンネル(癒しのトレイル)」でも公開しています。

「やった!最後まで走りきれた!」

42.195kmの長い道のりを走り続け、ついにゴールが目前に迫ったとき、私は思わず「やった、はじめてだ、最後まで走りきれたのは…」とつぶやきました。すると、その隣を走っていた男性が「おれもです、最後まで走り切るの」と話しかけてくれたのです。

この大会には、家族や友人と一緒に来たわけではなく、一人での参加でした。そのため、ゴールの喜びを噛みしめるのも自分一人だろうと思っていました。しかし、予想外にも、同じ喜びを分かち合う仲間がそこにいたのです。

つぶやきが生んだつながり

もし私があの時、何も言わなかったら、この短いながらも心に残るやりとりは生まれなかったでしょう。ふとした一言が、思いがけない共感を生むことがあるのだと気づかされました。

世の中には、「自分の気持ちを分かち合える人がいたらいいのに」と思いながらも、なかなか出会えず寂しさを感じている人も多いでしょう。ですが、自分の気持ちを言葉にすることで、思いがけず誰かが共感してくれることもあります。

言葉にすることの大切さ

もちろん、つぶやいただけで終わってしまうこともあるでしょう。しかし、時にはそこから新しいつながりが生まれることもあるのです。今回の出来事は、「言葉にすることの大切さ」を私に改めて教えてくれました。

もし何か感じたことがあれば、心の中に閉じ込めず、ぽつりとつぶやいてみるのもいいかもしれません。あなたの言葉に、思いがけず誰かが共鳴してくれるかもしれませんよ。

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