筋肉と記憶の繋がりを感じた瞬間

日常

先日、ランニングクリニックで股関節周囲の筋肉をトレーニングしている際、大学ラグビー部時代の記憶が次々と蘇りました。サインプレーの動き、スクラムで相手チームのプッシュに耐えた瞬間、さらには私のディフェンスミスで試合の流れを悪くしてしまった悔しい出来事まで――長い間忘れていた記憶が、不意に思い出されたのです。

この経験を通じて感じたのは、まるで筋肉が記憶を「保管」していたかのようだということです。おそらく、当時の筋肉の動きを調整していた神経系が、その頃の記憶を保つ神経システムと何らかの形で繋がっていたのでしょう。

記憶というものは、意識に上るものもあれば、無意識に埋もれているものもあります。それらは今この瞬間の認識や判断、行動に少なからず影響を与えています。さらに、記憶が身体とともに機能していると考えると、身体を意識的に動かすことの重要性が見えてきます。

身体を可能な限り満遍なく動かすこと。それは、私たちの中に眠る記憶を呼び覚まし、それを最大限に活かすための鍵かもしれません。過去の経験が身体とともに活用されることで、より豊かな「今」を生きる力になるように思います。

身体を動かすたびに新たな発見がある。そんな期待を胸に、今日もまた身体を動かしてみようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました