2024-12

森田療法

第41回日本森田療法学会を振り返って

第41回日本森田療法学会において私の発表に多くの反響をいただきました。家族療法と森田療法の共通点と相違点を理論的に整理した内容が好評だったことは、大変ありがたく感じています。学会全体を通して印象的だったのは、森田療法の重要な側面である「症状...
文学・芸術

深夜に創作する人々と動物としての私たち

当院には、絵を描くことを生きがいにしている方がいらっしゃいます。彼女にとって、深夜から早朝の時間帯が最も集中できるそうです。日中はあまり創作に集中できないと話してくれました。この話を聞いて、私は次のような考えが浮かびました。芸術家は、現実世...
森田療法

森田療法学会の発表内容について

今週末の第41回日本森田療法学会(in 高知)で一般演題を発表します。発表要旨は以下の通りです。学会に参加される方は、ぜひ私の発表をお聴きいただきたいと思います。また御参加できない方で関心のある方には、後日個別にお伝えし、議論したいと思いま...
日常

目標を変える勇気:マラソンからの気づき

以前、マラソンを走ったときは4時間30分ほどで完走しました。今回のレースでも同じくらいの記録、もしくは記録更新を目指してスタートラインに立ちました。序盤は快調でしたが、24km地点で脚が動かなくなり、歩き始めましたマラソンには「ペーサー」と...
森田療法

感情を放っておくという選択

感情という如何ともしがたいもの怒りや恨みといった感情は、理性や論理で簡単に解決できるものではありません。たとえば、損害賠償訴訟で金銭的な解決が図られたとしても、それによって怒りや恨みそのものが消えるわけではないことが多いように感じます。歴史...
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