日常 故障中でもできるトレーニング:ラッキングで脚力を維持する方法 「ラッキング」というスポーツをご存じでしょうか。おもりを背負ってウォーキングやハイキングを行うもので、体力づくりやトレーニングに適しています。現在、私は故障中で走ることができないため、登山靴と登山用バックパックを使って片道2.5kmの買い物... 2024.10.21 日常
人間・社会 引き算の美学:日本文化に宿る本当の自由 日本文化には「引き算の美学」という概念があります。茶道、華道、日本庭園、和食などに見られるように、足りない部分があるからこそ、そこに可能性を生み出し、人々が自由に想像を膨らませる余地が生まれるのです。空間に余白を残すことで、感じる側に委ねら... 2024.10.20 人間・社会精神医学・精神医療
日常 足首の故障 9月に参加した100kmマラソンの後、左足首に少し違和感を感じていました。そのまま先日のハーフマラソンに挑んだ結果、ついに足首を故障してしまいました。今はランニングが全くできない日々が続いており、正直なところ、残念な気持ちは否めません。 し... 2024.10.19 日常
人間・社会 心のメトロノーム 「心のメトロノーム」という表現は、ある患者さんが生み出した興味深い言葉です。メトロノームといえば、音楽の練習で一定のリズムを保つために使われる装置ですが、この患者さんは「社会のメトロノーム」「心のメトロノーム」「身体のメトロノーム」の3つを... 2024.10.18 人間・社会仁泉堂医院
人間・社会 私という国家:外交と内政のバランスを見直す 「私」という主体と国家運営のような役割の関係について、10年ほど前に考えたことがあります。 「私」はあたかも国家における政府のように、外界との関わり(外交)と自分自身、つまり身体や心(内政)を上手く管理しながら、バランスを取って生きようとし... 2024.10.17 人間・社会精神医学・精神医療
日常 畑からの教訓:やる気に頼らず、行動を積み重ねる 今年の6月、畑仕事に詳しい患者さんに、サトイモの栽培について相談しました。3年前に挑戦した際、収穫が少なく、今年こそリベンジをと思っていたのです。患者さんはナスなど手のかからない作物を勧めてくれましたが、私はどうしてもサトイモにこだわりたか... 2024.10.16 日常
人間・社会 仕事を「真剣に遊ぶ」という視点で見る: 成長を促す学びのヒント 週末に高校時代の友人と再会しました。彼は大学で働いており、学生が、学ぶことを楽しみながら積極的に行動できるようサポートするという信念を持っていることがわかりました。この考えには私も深く共感します。私も、患者さんが、行動することを楽しいと感じ... 2024.10.15 人間・社会仁泉堂医院
仁泉堂医院 森田療法の伝統を受け継ぐ:患者同士の交流の場 森田正馬は、神経症を抱える患者さんたちと集まり、さまざまな問題について語り合う「形外会」を開催していました。この会の様子は、森田正馬全集にも記録されています。時にはピクニックに出かけ、自然の中でリラックスしながら話をすることもありました。 ... 2024.10.14 仁泉堂医院森田療法
人間・社会 便利さと効率化が奪うもの 車で目的地に向かえば、確かに早く着けます。しかし、同じ道を歩いてみると、ふと目に入ったゴミを拾ったり、すれ違う人と挨拶を交わしたり、予定外の出来事に出会うことがあります。これらは一見「無駄」と思われがちですが、こうした小さな体験を通して、自... 2024.10.13 人間・社会
仁泉堂医院 同じ言葉、異なる物語:精神科診察で必要な言葉の読み解き 精神科の診察では、患者さんの内面を理解するための大切な手がかりは「言葉」です。しかし、言葉というのは単に表面的な意味だけでなく、背景に深いイメージや経験が含まれていることが多くあります。 例えば、ある患者さんが「もう頑張りたくない」と言った... 2024.10.12 仁泉堂医院精神医学・精神医療