この言葉は、森田正馬が好んで用いていたと伝えられています。
ここで、『禅語』という書籍から一節を引用します。
「日日是好日というのは、毎日がいい日だ、ということではなくて、毎日が愛すべき日だ、ということだと思うのだ。辛くても面倒でも、とにかく一日というものを自分から抱き上げて、子供のようにその世話を焼いてやってはじめて、そこに意味が生まれるのだ、と思う。」
(『禅語』 文・石井ゆかり、写真・井上博道(2009)より)
その日の価値は、体調や気分・感情によって決まるのではなく、むしろその日をどのように過ごし、行動するかによって変わるのかもしれません。
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